小学生が盲導犬と暮らすに視力障がい者の生き方に学ぶ |
築山さんは、30才を過ぎた頃に、視力がだんだんと低下していき、やがて失明するという病気にかかりました。失明後、ヴェルチュとの暮らしは6年になります。
快活で運動が得意な築山さん、泳ぎや木登りなどスポーツは何でもござれ、音楽ではフルートを習っており、演奏を披露してくれました。そして、包丁を使ってりんごの皮むきも実演。身を乗り出して見つめる子供たち、「スゲェ(すごい)、すげぇ(すごい)」と感嘆の声が上がります。
最後に、ヴェルチュと一緒に歩く(目と閉じて※ハーネスを握って歩く)体験が行われ、児童からは「安心して歩くことができた。」との感想が聞かれました。
障害を乗り越え、チャレンジしていくことの大切さを説き、明るく笑顔で語りかけるその姿に、子供たちは大いに勇気と感動をもらったことでしょう。
※ハーネス 盲導犬が体につけている胴輪。ハーネスを通して盲導犬の動きが盲導犬ユーザー(使用者)に伝わり、安全に歩くことができます。