啓蟄(けいちつ) 植樹した紫陽花に新芽が 看護学院卒業式 公立小浜病院組合池尾議長の祝辞 |
啓蟄の今日、昨年末植樹した紫陽花に新芽が出ているのを見た。春のおとずれを感じた。
昨日、公立若狭高等看護学院の卒業式に出席した。公立小浜病院組合議長を務める池尾社協副理事長の挨拶に耳を傾けた。
「卒業される皆様に3つのお願いをしたい。目に見えないものを大切してほしい。
(一)、言葉 - 言葉は目に見えません。
言葉が、患者に安心と希望を与えるのか 絶望を与えるか 患者本人の人生とその家族の人々に大きな影響を与える。
(二)、心 - 心も目には見えません
病院へくる患者さんは心も体も病んでおられます。患者の心をいつも温かく見つめて欲しい。
(三)、命 - これも目には見えません
命 これは人間が作れるものではありません。人間に与えられたものなのです。私たちに与えられた命 自分だけの物ではありません。だから大切な物なのです。
看護師とは 命への奉仕者であると 私は常に思っております。」
看護師を目指す17名へ励ましの祝辞であった。
こころに残る祝辞は、18期生にとって目に見えないものを大切にするあたらしい芽が育むにちがいない。