看護師を目指す若人が活動発表 ほか |
このフォーラムは、障害者児の問題に対する理解と認識を深めてもらおうと、12月9日の「障害者の日」にちなんで毎年実施されています。
この日は、140名余りの参加者を前に、若狭高等看護学院の生徒5名による活動発表とザ・フィットによるコンサートが行われました。
看護師を目指す学院生からは、スライドを通して、学校の紹介や、日々奮闘しながら勉学に励む様子、そして、今秋の学院祭での(※)白井のり子さんの講演会の企画から実施、感想が報告されました。
(※白井のり子氏 サリドマイド被害児として生まれ、両腕がなくとも懸命に生きる姿を描いた映画「典子は、今」」の主人公)
白井さんの、障害を乗り越え何事にも積極的にチャレンジ、自分らしく “今”を一生懸命に生きる姿に感動と勇気をもらい、自分も立派な看護師になるために頑張るとの、学生の強く熱い想いに参加者は心を打たれていました。
その後、ザ・フィットによるコンサートが行われました。フィットさんは、30年を超えて演奏活動を続けられており、先月、記念コンサートを開かれています。
小浜市社協とは長い付き合いがあり、中でも、障害者の願いや想いを綴った詞を歌にして一緒に輪を広げてきた「あいの風コンサート」は、かけがえのない財産となっています。
今回、「あいの風コンサート」で歌われた曲を披露されました。
フォーラムが終了後は、小浜市身体障害者連合会によるクリスマス会が催されました。
モスバーガー小浜店からプレゼントされたモスチキンも配られ、ほのぼのと心温まる1日となりました。