リニューアルで夢ふくらむ“チューリップ保育園” 櫻井京子園長・櫻井幸二事務長に聞く |
昨年4月チューリップ保育園長ご夫婦が来談「設園して28年(無認可として26年、法人化になり2年)施設が老朽化。保育に支障が期してきた。支援の手立てがあったら教えて欲しい」と相談を受けた。
地域の中で民間保育のパイオニアとして頑張っておられる姿を見ていた。昨今の少子化に伴う園児の減少、無認可のため国・県の行う少子化対策の恩恵を受けることができない現状を以前板橋清理事長から聞いていた。
同じ民間団体として応援したいと関心をって見守っていたところに相談を受けた。応援したいと県共同募金会につなげ中央競馬馬主社会福祉財団の助成を受けこのほど大改修を終えた。
“小浜の町を良くするしくみ”共同募金委員会の事務局を担う社協、調整の役割を発揮できた。
リニューアルが終えこれからの夢を聞いた。
「①定員90人から120人受入れを増やしたい②地域に密着したボランティア活動に積極的に参加していきたい。ガーデンシティおばま花いっぱい水やり運動に参加協力しますよ③この園で親子がふれあえる発表会ができるスペースを確保したい。」
更に「1987年(昭和57年)に開園した頃は“公”が中心の時代。“公立保育所”では対応できなかった0歳児~5歳児までのお子さんを預かる地域のニーズに応えた保育に力を注いできた。行政の支援も無いながらも子どもたちの可能性、感性を伸ばそうと音楽教育に力をいれてきた伝統がある。
毎年発表会に向け奈良から上田道代先生を招きマリンバの指導を受けている園児。小さい頃から音感にふれ豊かな感性と創造性を身に付けさせ人間教育につなげていきたい。」 と豊富を述べていただいた。チューリップ保育園の益々の発展を祈りたい。
撮影場所 チューリップ保育園前にて リニューアルされた屋根 園長夫婦の夢が“虹”に託されている 2010/2/17